いや、なんというか、自作PCに20万円も費やして「最高PC」とか自信満々に言われても、ちょっとした皮肉がこみ上げてきますね。まず、自作したのは良いとして、性能を誇りたいなら20万程度で最高峰を目指すのは少々控えめに思えます。現在のPC市場を考えれば、確かに20万でそこそこのPCは組めますが、”最高”というには少々おこがましいような。
特に、AMD 7800XTや7600Xが「高性能」とは言えど、ハイエンドクラスのCPUやGPUと比べれば明らかに一歩劣りますし、FSRやAFMF2に頼ってようやく150FPSを出す、という状況は、「妥協して最高画質もどきを体験してる」感が漂ってしまいます。真の最高峰を求めるなら、そもそもFSRやその他の技術的補助に頼らずに描画能力を発揮できるGPUが必要です。
また、「BTOなんかにぼったくられていないで」と言いますが、BTOも手軽さやサポート面での強みがあるため、20万という価格帯ならむしろBTOを選択するのも一つの賢い手段です。さらに、日本国内でコンシューマゲームが主流であることを「ゲーム=暇つぶし」的な価値観の問題としていますが、実際には生活スタイルや手軽さ、社会的な影響の面で普及している側面もあります。特に、家庭における省スペース性や、ゲーム機の設定がシンプルで誰でも扱いやすいといった要因があるでしょう。
結論としては、20万円で”最高PC”だなんて高らかに謳ってる時点で、ゲーミングPCの本当の意味での”ガチ”な世界には、まだ少々遠いかもしれませんね。